軽トラにキーレスをつけよう!! 私の中古の軽トラは、一番安いヤツだから(エアコンはついている)キーレスではなかったのだと思っていたが、元もと軽トラにはキーレスの設定がないようです。 昔の車は皆無かったと言えばそれまでだが、通勤やタウンユースにも使い出すと他のクルマのようにキーレスがあると便利だなと思い出した。 ネットで検索をかけると沢山の商品が出てきたが、得意のヤフオクで一番安そうな物を見つけてきた。 製品内容は アクチュエーター:運転席用@、他のドア用B リモコンキーA 受信機@ 連結棒C、固定金具C 配線コード サイレン@ ※ 4ドア用なのでアクチュエーターと金具類が2セット余るが保守用にとっておけばよい。 値段は送料を含めて4500円であった。 |
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届いた商品は中国製で、英語版のハガキ大の説明書が付いてきたが、コードの色表記が違っていたり、英語のスペルが違っていたり・・・まあそんなものだろう。左の図は出品者が作成したものと思われるが、この方が役に立つ。 機能としては @集中ドアロック:運転席のロックノブを手動で開閉すると他のドアも追従して開閉する。 Aマニュアルスイッチ:プッシュスイッチで全ドアのロックを開閉する。 Bアンサーバック:ハザードにつないで、ロックで1回、アンロックで2回点滅させる。 Cサイレン:アンサーバックと同じように”キュン”と音を出す。 ※ @とAは両方機能させる必要はなくどちらかに設定すれば良い。但し、@の場合は運転席用アクチュエーター(コードが5本ある)を使用しなければならない。Aの場合は2つとも2線式のアクチュエーターでもOKである。 BとCもどちらか一方で良いと思うが、私は二つともつけてみた。但し、サイレンはかなり大きい音がするので外につけると恥ずかしい思いをする・・・と思うよ |
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助手席(左)ドアから取り付け開始・・・片方で要領をつかめば二つめは簡単です。 @フロント側の三角板を剥がす。 Aガラス昇降ハンドルをはずす。 B大ネジ2本(アームレスト)、中ネジ1本 C内張板をはずす。 これで写真の状態。 このあとビニルシートもバリバリと剥ぎます(ちぎれてしまわないように!)。 ※ 内張剥がしの工具があった方が便利です。ドライバーだとキズがつきやすい。 |
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ハンドルをはずすにはちょっとこつが要ります。 慣れると簡単にできますが・・・ 写真のようなΩ型のピンで止まっていますので、先を少し曲げた針金(私はゼムクリップを伸ばして使いました)で丸い部分を引っかけ、引き抜きます。(ピンを飛ばさないように) |
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上に押してアンロック、下に引っ張ってロックします。 アクチュエーターの位置を決めて取り付けた後、連結棒の長さを決めてペンチで切ります。 また、曲げて取り付けやすいようにします。 |
アクチュエーターの取り付け 赤丸の3箇所にドリルで穴を開けます。 アクチュエーターを止める2本は付属のタッピングビスです。 固定金具を止める2本はボルト・ナット(ダイソーのステンレス製)を使いました。 ガラスを昇降させても問題がないことを確認します。 |
左のドアが済めば今度は右のドアも同様にします。 但し、私の場合リモコンのボタンの表示と実際の動作が逆になったので配線も交差させています。(まあ、中国製ではそんなものでしょう。)青と緑が交差、茶と白が交差 黒はアースラインですからそのまま もちろん助手席側も青と緑が交差させてあります。 もちろん助手席側も青と緑が交差させてあります。 |
アンサーバックはハザードスイッチのところで結線します。 このスイッチをはずすのが結構大変です。線が後ろで固定されているので、コネクタがあまり前に出てくれません。 写真はハザードスイッチの直ぐ上にあるオーディオをはずして、むりやり引っ張ってのぞけている所です。 キーレス受信機から出た線はダイオードで分岐してあるので2本の線を右又は左のウィンカーランプの線につなぎます。 私は、ハザードを動作させながらテスターで線を探りましたが、同じ年式車種であれば写真のように黄/緑と赤/緑の線がウィンカーに行く線です。 つなぎ方は線の途中の被覆を剥ぎ茶色線の導線を巻き付けハンダ付けし、絶縁テープで巻いておきます。 途中の状態で、動作確認をしながら作業を進めることをお奨めします。 全て動作確認が取れたらパネルや内張・ハンドル等を元の状態に戻します。 ※ハンドルはピンを取り付けておいて、ドアの方へ押し込むだけです。 |